いい家を建てるには 3
設計家は図面を描く作業のほかに、家族がどう暮らしたいかをひきだし、具体化するのが仕事です。
そのために、住む人の希望をどんどん聞いて、かぎられた予算内での優先順位をきめていきます。
こうした点が、アマチュアではむずかしいのです。
設計監理という仕事は、何十回も現場へ足を運ぶことです。
家は図面どおりにできる、とはかぎりません。
さまざまな業種の人がタッチするので、勘ちがいやミスもありえます。
そうしたことが起きないように、しっかりとした監理が必要です。
みなさんが洋服を買うとき、自分に似あうかどうか、高いか安いかをご自分で判断なさると思います。
ところが、家を買うときは、高い買いものであるにもかかわらず、その判断がしにくいのです。
高い買いものだからこそ、失敗をしないように、私たちが建て主にかわって判断をする、それが監理だともいえるでしょう。