プチ断食?
そもそもダイエッターの敵、余計な体脂肪はなんのためにあるのか?それは基本的にはエネルギーの備蓄のためです。しかし、人間は体脂肪以外にも肝臓や筋肉にグリコーゲンとしてエネルギーを貯蔵しており、栄養が不足してもこちらの方を優先的に使います。ですから、余計な体脂肪を減らすためには、一旦そのようなグリコーゲン等の備蓄エネルギーを使い切ることが前提となります。そこで、肝臓に蓄えた栄養も、筋肉中の栄養も、血液中の栄養もすべて使い切って、最後に残った体脂肪を燃焼させるために最も効率が良いのが断食(絶食)なのです。
また、多くの宗教で断食を行うように、断食は精神修養にも大きな効果を発揮します。最近では、断食をすると、免疫機能が強化されたり、脳の栄養が糖から脂肪由来のケトン体になるために、ストレスに強くなったり、ある種のリラックス感を得ることが科学的な研究でも報告されています。また、断食をすすめる医師の多くは、現代人は毎日毎日必要もないのに三度(場合によってはそれ以上)の食事をすることによって、かえって健康を損ねているとも言います。
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ただし、長期の断食をすると、体脂肪ではエネルギーの供給が間に合わなくなり、体内のたんぱく質、すなわち筋肉がエネルギーとして使われてしまう(筋肉が減ってしまう)ので、2日以上の本断食は容易に行ってはならないのです。